畳が介護保険住宅改修で認められました

畳が介護保険住宅改修で認められました

介護保険住宅改修補助金で【畳敷から畳敷への変更】が認められる様になりました。(平成29年7月3日)

「滑りの防止及び移動の円滑化等のための通路面の材料の変更」

 

居室においては、畳敷から板製床材、ビニル系床材等への変更が想定されると通知されているが、

Q.

畳敷から畳敷(転倒時の衝撃緩和機能が付加された畳床をしようしたものなど同様の機能を有するものを含む。以下同じ。)への変更や

板製床材等から畳敷への変更についても認められるか。

A.

居宅要介護被保険者の心身の状況、住宅の状況等を勘案して必要と認められる場合には、お尋ねのような変更(改修)についても認められます。


「同様の機能を有するもの」の解釈について厚生労働省に問い合わせをいたしました

厚生労働省の回答は、

板製床材、ビニル系床材等への変更をした場合と同様の機能を有するもの

との回答でした。

「車椅子が使えたり等の機能性でしょうか。」の質問では、「そうです。」との回答でした。


衝撃緩和機能が付加された畳床

畳床は、衝撃緩和機能に優れています。


「リフォーム畳®」の衝撃緩和データ

注:使用する材料で数値は変わります

通常の畳  962Nの使用材料

い草表

畳床      55mm


「リフォーム畳®」 1288Nの使用材料

クッションフロア 1.8mm

畳床        55mm

べニア       3mm


高齢者では、

大腿骨頸部の骨折荷重が3500Nとの報告もあります。

(日老医誌 2013:50:36-39)



「リフォーム畳®」は通常の畳とは違います。

畳表の替わりにクッションフロアシートを畳床に使えるように開発いたしました。(特許取得)

畳では使えなかった車椅子が使えます。

発想の転換から誕生した新製品です。